観光立国と内需企業のビジネスチャンス(1) - 卸売業を深く知るためのサイト

観光立国と内需企業のビジネスチャンス(1)

最近、新たな産業として注目され始めているのが観光立国である。一見、唐突な感じがするのであるが、むしろ遅すぎた感があるほど必然的なものである。加えて、東京五輪があり、そして円安がある。この二つが観光立国の流れをさらに加速するものとなる。

日本は戦後一貫、小学校から加工貿易立国を目指すことを教えてきた。ところが日本で加工貿易立国が成り立っていた時代はすでに遠い過去の話である。しかし、その加工貿易立国が日本人には響きがよく、また必然であったため、未だにそこから抜けられない人が多いのである。

各国のGDPに占める輸出のウエイトはざくっと日本、アメリカがダントツに低く15%程度、中国では30%、韓国、ドイツは50%程度であることを見れば一目瞭然である。

つまり、日本は現実的には加工貿易立国ではないにもかかわらず、未だに精神的に加工貿易立国を目指しているのである。それゆえ、国民の多くが円安で喜ぶのであるが、実際の企業に働く人は円安で困っている人の方が多いのである。

しかし、加工貿易立国はいわばある面発展途上のビジネスモデルと言えなくはない。もっとも域内相手の輸出が多いと思われるドイツは別だが。安い人件費を使って輸入原材料を加工するのは発展途上国の専売特許で、その後高い人件費でも成り立つ高度加工製品の輸出に転換する。しかし、今や技術の展開が速く、最先端でも数年で低価格製品による価格破壊が始まるのである。

つまり、工業製品では高度加工品であったとしても高人件費を賄えるような産業はないのである。そこで、ソフト、サービス、コンテンツなど第3次産業にシフトしてゆく必要がある。確かにソフトではアニメやゲームなどで日本が強い市場が一部にあるが、それだけでは余りにも少ないのである。

そこで、向こう5年から10年、観光立国が注目を集めると思われる。実は観光立国はまさに先進国の産業である。つまり、先進国の文化を発展途上国の新資産階級が享受することにより成り立つ産業である。それゆえ、外国人旅行者の国別ランキングを見ると、上位には先進国がずらっと並ぶ。もちろん、中には未開の地を好む人を惹きつける国もあるが、それはごく一部である。

そしてその中にあって、日本は先進国では異常に低い30番目である。

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しかし、考えてみると、「おもてなしの国」と言われ、安全な国であり、四季折々の風物も豊富、最近では富士山、和食が相次いで世界遺産に登録された。そして、東京オリンピックである。

昨年は1,000万人まで増加したとみられているが、政府の計画ではこれを3,000万人にしようという壮大な計画である。そこに我が国が久しく見失っていた成長の可能性を感じることができることから、シリーズで「観光立国」の現状を伝えてゆきたい。

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2014-03-03 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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